毎年増量、気が付けば6倍に…住民や商店街が協力のイルミネーション 谷塚駅前、ぬくもり感じる5万球の光

約5万球の電飾が施されたイルミネーション=7日午後、谷塚駅東口

 埼玉県草加市の東武スカイツリーライン谷塚駅東口前で、年末恒例となるイルミネーションの点灯が始まった。青やゴールド中心のきらびやかな電飾が、駅利用者に安らぎを届けている。

 地元町会や商店街有志による「谷塚駅周辺活性化協議会」が行い、今年で7回目。2016年の開始当初は電球約8千球で行い、毎年数を増やして今年は約5万球を装飾した。

 電飾は、駅前通りの木々が温かみ感じるゴールド、ロータリー内のツリーは青が基調。時計台下には水のしずくがしたたり落ちるようなイメージの電飾も施された。

 配線などの準備は町会の住民が力を合わせて行った。

 同協議会の浅古八郎会長(78)は「文教大学もあるので学生も多く、子育て世代も増えている地域。毎年工夫を凝らして、皆さんの記憶に残るイルミネーションにしていきたい」と話している。

 来年2月26日まで、毎日午後4時半から点灯する。

 問い合わせは、産業振興課(電話048.922.3477)へ。

© 株式会社埼玉新聞社