「砂漠の天使」スナネコの赤ちゃん誕生 長崎バイオパーク 16日から公開

10月に誕生したスナネコの赤ちゃん(長崎バイオパーク提供)

 長崎県西海市西彼町の長崎バイオパークは12日、「砂漠の天使」といわれる野生ネコ「スナネコ」の赤ちゃん2匹が10月21日に誕生したと発表した。今月16日から公開する。
 アフリカ北部や中東などの砂漠に生息し、しぐさや表情が愛くるしい。同園は昨年12月、雄マフと雌ハディーヤ(いずれも2歳)の飼育を開始し、2世誕生を待ち望んでいた。
 赤ちゃん2匹の性別は現時点で不明。体長は推定20センチ。駆け回ったり、母親にじゃれたりするなど順調に成長。エサの肉も自分で食べるようになったという。
 スナネコの国内の飼育頭数は18匹。九州で飼育しているのは同園だけ。


© 株式会社長崎新聞社