福井県大野市のサッカースポーツ少年団「FCおおの」の創立50周年記念事業が12月11日、同市内であり、元サッカー日本代表の久保竜彦さん(46)が講演と実技指導を行った。久保さんは「仲間に負けないよう一番を目指して頑張ってほしい」と話し、プレーのこつをアドバイスした。
同FCは1971年に大野サッカースポ少として設立され82年に現在のチーム名に改称した。昨年創立50周年を迎えたが、記念事業は新型コロナウイルス禍のため延期していた。
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久保さんは、学びの里めいりんで行われた講演会で「負けず嫌いで努力を惜しまなかった」と現役時代を振り返り「常にボールを触り、どうしたらうまくなるか考えて大きく成長してほしい」と呼びかけた。
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まちなか交流センターで開かれた実技指導では、同FCのメンバーら約60人を前に、上半身を開いて足の甲をしっかりボールに当てることで、力強いシュートが放てることなどをプレーしながら説明した。大野市下庄小学校4年生の男児は「良いシュートが放てるようになった。今後のプレーに生かしていきたい」と話していた。