尾道市の千光寺で年末恒例のすす払いが行われ、大晦日に除夜の鐘をつく鐘楼も一年の汚れを落としました。
尾道市の千光寺では朝から関係者らおよそ30人が集まり、一年の汚れを落とす「すす払い」が行われています。
参加者らは約3mの笹ぼうきでほこりをはらい、300年以上前から時を知らせる鐘がつかれ日本の音風景百選にも選ばれた「驚音楼」などを丁寧に磨き上げ新年を迎える準備を行いました。
千光寺 多田真祥住職「掃除をされる方の心の汚れといいましょうか、そういうものを落としていただいて新しい気持ちで新年をお迎えいただきたいということで毎年開催しております」
千光寺では大晦日の午後10時半から除夜の鐘がつかれ、正月3が日を合わせて約4万人の参拝客を見込んでいるということです。