【13日】長崎県内1936人コロナ感染、1人死亡 前週比1.56倍

新型コロナウイルス感染者の入院状況(12日午後7時現在)

 長崎県は13日、県内で新たに1936人の新型コロナウイルス感染者を確認し、90歳以上の女性1人が死亡したと発表した。前週の同じ曜日を9日連続で上回った。同日までの7日間の感染者数は7869人で前週(11月30日~12月6日)比で1.56倍、3週間前(11月16~22日)比で2.11倍に増加した。
 新規クラスター(感染者集団)は3市で計5件発生した。長崎市では民間高齢者福祉施設で関係者24人、別の民間高齢者福祉施設で関係者9人(職員1、利用者8)、私立高校で生徒10人がそれぞれ感染した。五島市の高齢者施設では28人(職員9、入所者19)、対馬南警察署では警察官6人の陽性がそれぞれ判明した。
 県議会事務局は同日、中島廣義議長が感染したと発表した。
 感染者の年代別内訳は、10代が436人で最多。▽10歳未満283人▽40代276人▽30代238人▽50代202人▽70代以上183人▽20代179人▽60代139人-だった。
 11日時点の県内のワクチン接種率は1回目が82.3%、2回目が81.3%、3回目が70.5%、4回目が45.6%。3回目以降のうちオミクロン株対応は26.0%だった。


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