【新型コロナ】神奈川県所管域で10人死亡 新規クラスタ―1件

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は14日、県所管域で10人の死亡と、県内で1万1320人の感染が新たに確認されたと発表した。前週の同じ曜日に比べて2381人増えた。

 医療機関を受診して保健所に報告された感染者が8682人で、検査キットなどの自己検査で陽性を確認して県の陽性者登録窓口に登録したのが2638人だった。

 亡くなった10人のうち、伊勢原市の70代男性は11月28日に陽性が判明。今月5日に亡くなった。同市の90代女性はクラスター(感染者集団)が発生した高齢者福祉施設の入所者。今月4日に陽性が判明し、11日に亡くなった。

 平塚市の80代男性は今月1日に陽性が判明。3日に亡くなった。小田原市の80代男性は11月26日に陽性が判明し、今月3日に亡くなった。厚木市の80代女性は今月9日に陽性が判明し、12日に亡くなった。

 秦野市の90代女性はクラスターが発生した病院の入院患者。11月30日に陽性が判明し、今月4日に亡くなった。同市の80代男性は同じ病院の入院患者で、今月9日に陽性が判明し、同日亡くなった。同市の60代男性は今月2日に陽性が判明し、同日亡くなった。

 綾瀬市の90代女性はクラスターが発生した別の病院の入院患者で、今月4日に陽性が判明し、10日に亡くなった。同市の別の90代女性は、同じ病院の入院患者で、今月5日に陽性が判明し、13日に亡くなった。

 新たなクラスターは1件確認された。

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