14日に行われたFIFAワールドカップ・カタール2022の準決勝で、モロッコを2-0で破ったフランス代表。2大会連続の決勝進出を成し遂げた。
その中で話題になっているのが、アントワーヌ・グリーズマンの「変貌」ぶりだ。
前回の2018年大会では攻撃の中心人物として活躍していたが、彼やエムバペのカバーをしていたのが左ウイングで起用されていたブレーズ・マテュイディやボランチのエンゴロ・カンテだった。
今回は彼らがいないこともあってグリーズマンが守備のタスクを多く与えられており、その仕事を見事に全うしている。それを証明する数字がこれだ。
モロッコ戦でのグリーズマンは、
- ボール奪取:9回
- デュエル勝利:7回
- チャンスクリエイト:4回
- 被ファウル:4回
- クロス成功数:3回
- タックル成功数:2回
- インターセプト:2回
- ビッグチャンスクリエイト:1回
【写真】フランス代表「別の国にルーツを持つ伝説のスーパースター」10名
攻撃の記録だけでなく、ディフェンスの面でもかなりの数字を残している。キリアン・エムバペやウスマヌ・デンベレの攻撃力を生かすため、最終ライン近くまで下がって守っている姿が非常に印象的だった。