石垣の子牛に1100万円! 沖縄県内の最高額で落札 沖縄・八重山家畜市場の競り

 八重山家畜市場(石垣市)で14日に開かれた牛の競りで、石垣市の牧場が出品した雌の子牛「しんざくら」が1100万9900円で競り落とされた。県畜産振興公社によると、データの残る2001年以降の県内最高額を更新した。

 「しんざくら」は2022年2月生まれで父が「美国桜」、母の父が「安福久」、母の祖父が「平茂勝」。

 高額取引は、1月の初競りで「ご祝儀」として行われる傾向がある。県内最高額は、今年1月の黒島家畜市場で競り落とされた去勢牛の220万2200円だった。鳥取県中央家畜市場でも今年の初競りで雌の子牛が891万7700円と同市場の最高価格を更新している。(小波津智也)

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