G7保健相会合まで150日 「ながさきアクション」を募集 推進協議会

 来年5月に長崎市で開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)保健相会合は、14日で開催まで150日となった。官民でつくる推進協議会は「オール長崎」で機運醸成を図るため、会合に向けた自発的な応援事業「G7ながさきアクション」を募集している。来年3月31日まで。
 保健相会合は5月13、14日に長崎市尾上町の出島メッセ長崎で開催。各国の保健担当大臣らが国際社会が直面する保健課題について意見交換するほか、世界に向けて本県の魅力や被爆地として平和への願いの発信も期待されている。
 募集するのは▽会合のPR▽参加者へのおもてなし▽長崎の多彩な魅力や核兵器廃絶と平和への思いの発信-など。店頭へのポスター貼りや会合にちなんだ商品開発、飲食店で「G7フェア」の開催、会場周辺の清掃活動などを想定している。G7ながさきアクションに認定されると、協議会のホームページ(HP)や会合記録誌への掲載のほか、特徴的な活動はメディアに紹介していく予定。
 取り組み期間は1月1日~5月14日(会合最終日)。個人、企業、団体など誰でも応募可能で居住地や年齢は問わない。チラシ、ポスター、のぼりは必要に応じ協議会が提供する。
 協議会事務局は「(会合は)県民にはまだなじみが薄いが、世界に長崎をアピールする絶好の機会。国際会議が開催できるという地元に誇りを持ち、気軽に参加して盛り上げてほしい」と呼びかけている。
 応募方法は、県のHPに掲載している応募シートに必要事項を記入し、郵送かファクス、メールで申し込む。問い合わせは同事務局(電095.895.2091)。


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