歴史的建造物の建設 影には忘れられない愛する人への秘めた思い 映画「エッフェル塔~創造者の愛~」

ロマン・デュリスがエッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルを演じる、映画「EIFFEL」の邦題が「エッフェル塔~創造者の愛~」に決まり、日本版ポスタービジュアルが公開された。

公開されたポスタービジュアルは、本作で描かれるギュスターヴ・エッフェルの持つ2つの情熱的な姿を表現している。1つはパリ市民が誇るシンボルとして、誰も挑戦したことのない美しい塔を必死に完成させようとする姿と、もう1つは忘れられない人を前に愛する気持ちを抑えられない姿だ。ビジュアルの上段には青空の下で建設中のエッフェル塔。対してビジュアルの下段には、光り輝く夕焼けを背景に、互いに手を添えて向かい合うギュスターヴ・エッフェルとアドリエンヌの2人が切り取られている。

「エッフェル塔~創造者の愛~」は、フランス・パリの名所で世界遺産でもあるエッフェル塔の設計に挑戦したギュスターヴ・エッフェルの、成功をつかむ影に秘められたある女性への思いを、大胆に創作して描き出したヒューマン・ラブストーリー。1889年、ニューヨーク「自由の女神」の制作者として名声を獲得していたギュスターヴ・エッフェルは、当時としては異例の建造物の設計に挑む。環境や景観破壊を理由にとしたパリ市民や芸術家などから反対され、資金不足などの困難に見舞われるエッフェル。それでもエッフェルは、途中で諦めることなく、ひとつひとつの難題をクリアしていく。

ギュスターヴ・エッフェルを演じるのは、日本映画のリメイク「キャメラを止めるな!」のほか、「真夜中のピアニスト」「タイピスト!」などのロマン・デュリス。エッフェルと情熱的な恋愛に身を投じるアドリエンヌ役を、「ナイル殺人事件」や実写版「バービー」のエマ・マッキーが務める。監督・脚本は、2023年公開予定の大作「三銃士」で監督を務めるマルタン・ブルブロン。音楽を、「グランド・ブダペスト・ホテル」「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞を受賞したアレクサンドル・デスプラが担当する。

【作品情報】
エッフェル塔~創造者の愛~
2023年3月3日(金)新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
配給:キノフィルムズ
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