広島県 平川理恵 教育長 受注業者との「会食」認める 教育コンサルタント会社の社長

県教育委員会の 平川理恵 教育長は、一部週刊誌で報じられた受注業者との会食を「おおむね事実」と認めました。

平川理恵 教育長をめぐり、一部週刊誌は、教育コンサルタントを手がける大阪の企業で社長を務める女性を講師で招いた際、会食をしたり、平川教育長の自宅に宿泊させたりしていたと報じていました。

平川理恵 教育長
「一部、事実とは異なるところではございますが、業者との会食の機会を持ったことなどはおおむね事実でございます」

平川教育長は、報道内容をおおむね認めました。県教委によりますと、2019年以降、この企業と結んだ契約は12件で、総額およそ4000万円。また、この社長を講師として招いた教員研修などが、76件あったということです。

平川教育長とこの社長は、10年来の知り合いで、自宅に宿泊させたことも複数回あったということです。

県教委の入札をめぐっては、京都市のNPO法人と結んだ契約に官製談合防止法や地方自治法に違反があったと外部専門家の調査で指摘を受けています。

県教委は、大阪の企業との契約も含めて、ほかの事業についても入札の手続きに問題がなかったかを調べる方針です。

平川教育長はこのあと午後5時から会見を開く予定です。

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