親ばか・役所広司がダメ息子・菅田将暉に「うるせぇ、ああああ、うるせぇ!」 「銀河鉄道の父」特報

門井慶喜の同名小説の映画化作「銀河鉄道の父」の劇場公開日が2023年5月5日に決まり、特報映像が公開された。

特報は、「宮沢賢治の父、政次郎でございます。」という政次郎の自己紹介から始まる。そして、「賢治の世話は私がする」と政次郎がかっぽう着をまとい、賢治が「じゃじゃ!?」と驚くカットなどがテンポ良く続く。さらには、「明日から家業の修行さ励め」と父親らしく賢治に言い渡す政次郎に対し、「イヤです」と切り返した賢治が、「俺はエマーソンやベルクソン、ツルゲーネフやトルストイの本を読んで勉強しました・・・」と語り出すと、「うるせぇ、うるせぇ、ああああ、うるせぇ!」と政次郎はうんざりする姿を見せるコミカルなシーンなどが収められている。

ラストは、「このバカ息子!でもラブだ!超マジだ!」という一筋縄にはいかない親子関係、宮沢家を包み込む愛、ぶつかり合いながらも支え合う家族愛が込められたコピーが映し出される。

「銀河鉄道の父」は、門井慶喜が大量の宮沢賢治に関する資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、家族愛を描いた同名小説の映画化作。役所広司が宮沢賢治の父・宮沢政次郎を、菅田将暉が宮沢賢治役を、森七菜がしっかり者の賢治の妹トシを演じる。監督は、「八日目の蟬」「いのちの停車場」などの成島出。

【作品情報】
銀河鉄道の父
2023年5月5日(金・祝)全国公開
配給:キノフィルムズ
©2022「銀河鉄道の父」製作委員会

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