吉田正尚の獲得をレッドソックスが発表 5年契約で124億円、日本人野手最高額

米大リーグ、レッドソックスの入団記者会見で笑顔の吉田正尚外野手=15日、ボストンのフェンウェイ・パーク

 米大リーグ、レッドソックスは12月15日、プロ野球オリックスから吉田正尚外野手(29)=福井・敦賀気比高校出身=を獲得したと発表した。ポスティングシステムによる移籍で2027年までの5年契約。米メディアによると総額9千万ドル(約124億円)の大型契約で、日本から移籍した野手で最高額となった。

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 本拠地フェンウェイパークで行われた会見では「吉田正尚です。初めまして。29歳です。オリックスで7年間プレーしていました。英語を話せません。緊張しています。英語を学びたいし話したいです」と英語で自己紹介した。

 吉田正は敦賀気比高校から青山学院大学を経て、16年にドラフト1位でオリックス入団。20年から2年連続で首位打者に輝き、今季は打率3割3分5厘、21本塁打、88打点でチームのパ・リーグ2連覇と26年ぶりの日本一に貢献した。

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