狙うべきは実績に劣れどハンデに恵まれた53kg&54kgの馬たちだ!【ターコイズS】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去7年データ分析!

GⅢ・ターコイズS(土曜・中山)芝1600m

牝馬限定のハンデ戦。

重賞に格上げされたのが、15年のこと。従いまして、データは過去7年です。

1番人気は〔201〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔131〕。

6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔123〕。

馬連3ケタはなく、万馬券2本。

15年は1~3着を2ケタ人気馬が独占し、3連単は295万馬券に。大波乱もある牝馬のハンデ重賞です。

ステップレースを見ていきましょう。

秋華賞から〔201〕。

エリザベス女王杯から〔101〕。

マイルCSから〔100〕。

ダート交流GⅠのJBCレディスクラシックから〔010〕。

府中牝馬Sから〔112〕。

京成杯AHから〔010〕。

スワンSから〔001〕。

重賞組は人気、着順不問です。

OPのオーロCから〔100〕。2着馬。

キャピタルSから〔012〕。人気、着順は不問。

ポートアイランドSから〔010〕。3着馬。

3勝クラスから〔120〕。こちらは連対馬でした。

トップハンデは、7年で12頭いて〔121〕。

勝ち馬のハンデは56~53キロで、平均54.14キロ。

2着馬は56.5~53キロで、平均54.29キロ。

3着馬は56~52キロで、平均54.43キロ。

連対は53キロ以上の馬。中でも、53キロが〔330〕、54キロが〔222〕。このあたりがよさそうです。

連対14頭中12頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る2頭は芝1600m戦は未経験、あるいは1戦だけの馬でした。

また、連対14頭中8頭に重賞勝ちがあり、2頭に重賞3着以内がありました。

さらに、連対14頭のうち13頭に中山芝での出走歴があり、出走歴がありながら勝ちがなかったのは、20、21年2着のアンドラステのみです。

最後に年齢別で見ておくと、3歳〔421〕、4歳〔243〕、5歳〔112〕、6歳〔001〕。

若い順にいいようです。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

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