16日朝、山陰で水揚げされたばかりの新鮮な松葉ガニが、特急列車と新幹線のリレーでJR広島駅に直送されました。
午後3時半過ぎ、広島駅に発泡スチロールに入った松葉ガニが到着しました。
鳥取県境港市で16日朝、水揚げされたものです。
まだ生きているという松葉ガニは、伯備線の特急「やくも」で米子駅から岡山駅へ…。岡山で新幹線に乗り換えて、広島駅に届けられました。およそ300キロの列車旅でした。
この企画は、各地の名産品を列車で届けるJR西日本の「フレッシュウエスト」というもので、事前にネット予約が必要です。
値段は1杯2万円ほどで、10杯の予約があったということです。
予約した人は「待ちかねていた」と受け取りに訪れました。
購入した人
「狙っていた。松葉ガニということでぜひと思って。（カニは）生でしゃぶしゃぶで食べようと思っている」
ジェイアールサービスネット広島 岡村晃嗣さん
「思った以上に予約をいただいた。地域の産品をまた販売していければと思う」
松葉ガニは、新大阪駅と岡山駅でも受け渡されたということです。
