栃木県内2899人感染6人死亡 クラスターは10件 新型コロナ

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県は17日、新たに2899人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。11〜17日に、80歳以上の男女4人と70代男性1人、50代男性1人の計6人が死亡し、県内の死者は計662人となった。

 県内の累計感染者数は32万2881人。新規感染者は0歳〜90歳以上の男女で、50代以下が全体の8割以上を占めた。10歳未満が最多で463人、40代457人、10代456人、30代418人、20代339人と続いた。

 死者のうち3人は入院中、2人は施設療養中で、1人は死亡後に陽性が判明した。

 クラスター(感染者集団)は計10件確認された。9件が高齢者施設。宇都宮市内の4施設で計39人、その他は各市町1施設ずつで、小山市11人、栃木市10人、野木町9人、足利市6人、佐野市6人の感染が分かった。小山市では1カ所の医療機関でも職員と患者計7人の感染が判明した。

 入院者(予定含む)461人、宿泊療養者123人、重症者8人。16日時点の病床使用率は66.6%、重症病床使用率は17.4%となっている。

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