原爆からの復興を支援したシュモー氏 クリスマスカード初公開 広島市

原爆で家を失った人たちの為に住宅などを建てたアメリカ人のフロイド・シュモー氏が支援者にあてたクリスマスカードが初公開されました。

シュモー氏は被爆した人たちのために世界中から寄付を集めて住宅を建てるなど、広島の復興への支援をした人物です。

公開されたのはシュモー氏が1952年に作成したクリスマスカードで当時の支援者へ送られたものとみられています。

クリスマスカードには「この木片は、皆さまにご支援をいただいてこの夏に建てられた広島の住宅の一部です」などと書かれています。

原爆資料館 小山 亮学芸員「1952年に江波で住宅を作る際に出たカンナくずだろうと考えております」

見学に訪れた人「復興のときの木を使ってアイデアもすごい」

シュモー氏が作成したクリスマスカードは中区江波二本松のシュモーハウスで今月25日まで展示されます。

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