帯状疱疹予防接種を助成 県内初、費用の半額 木城町

 木城町は、痛みを感じ帯状の発疹が出る帯状疱疹(ほうしん)の予防接種費用を助成する。町によると、県内の市町村では初めて。
 今年4月以降に接種した50歳以上の町民が対象で、費用の2分の1(1回当たり上限1万円)を助成。自己負担の任意接種で、不活化ワクチンは2回(1回2万円程度)、生ワクチンは1回(7千~8千円程度)接種する。助成希望者は町保健センターに必要書類を提出し申し込む。
 帯状疱疹は50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症するといわれているという。
 町は「角膜炎や顔面神経麻痺(まひ)などの合併症を引き起こす可能性があるので、予防接種で免疫力を高めることが重要」としている。
 本年度分の経費200万円を盛り込んだ一般会計補正予算は12月定例町議会(15日閉会)で可決された。

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