栃木県は18日、新たに2280人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。15~18日に、80歳以上の男女5人が死亡し、県内の死者は計667人となった。
県内の累計感染者数は32万5161人。新規感染者は0歳~90歳以上の男女で、50代以下が全体の8割超を占めた。最多は10代と40代でいずれも355人。30代331人、20代247人、5~9歳244人、50代219人と続いた。死者のうち、3人は施設療養中、2人は入院中だった。
クラスター(感染者集団)は計6件確認された。このうち5件は5市町の高齢者施設で、上三川町の施設で10人、大田原市で8人、那須烏山市で5人、足利市で5人、栃木市で5人の感染が分かった。いずれも職員と入所者。もう1件は下野市の医療機関で、職員と患者計37人の感染が判明した。
入院者(予定含む)458人、宿泊療養者111人、重症者8人。17日時点の病床使用率は68.1%、重症病床使用率は17.4%となっている。