近隣農場で新たに… 広島・世羅町 鳥インフルエンザ 殺処分 完了

先週、鳥インフルエンザが発生した広島・世羅町の農場での殺処分が完了しました。一方で、18日、近くの農場で鳥インフルエンザが疑われる事例が新たに発生しました。

先週、世羅町にある採卵用のニワトリの農場で、飼育しているニワトリから「H5亜型」の鳥インフルエンザが確認されました。

これを受け、広島県は、飼育されているニワトリの殺処分と周辺の道路などで消毒作業を始めました。

県によりますと、19日午前5時半時点で、およそ11万3500羽の殺処分が、全て完了したということです。

一方、この近くの農場から、18日、「死ぬニワトリが増えている」と県に通報がありました。

簡易検査をしたところ、死んだ11羽のうち7羽と、生きている2羽の「陽性」が確認されました。

県は、遺伝子検査を実施していて、19日午後にも検査結果が出るということです。

県は、「肉や卵を食べることで鳥インフルエンザが人に感染した例は報告されていない」と冷静な行動を呼びかけています。

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