長崎県内スリップ事故87件 積雪や凍結影響 今週末に再び寒気

朝の通勤ラッシュで渋滞する中、雪が屋根に積もったまま走る車=19日午前7時47分、長崎市滑石1丁目

 積雪や路面凍結の影響で、長崎県内では18日午前9時から19日午前9時までの間にスリップ事故が87件発生した。19日も厳しい冷え込みとなり、長崎市で初氷を観測。長崎地方気象台によると平年より2日、昨年より8日早い。
 県警によると、事故は多い順に諫早署管内で22件、長崎署管内で16件-など。バイクの転倒や車の追突などの事故が多発したものの、けが人は出ていない。
 同気象台によると、19日の最低気温は島原で0.3度、長崎1.7度、佐世保3.3度など。20日以降、気温は上がる見込みだが、今週末にかけて再び寒気が流れ込むと予想され、同気象台は交通障害などに注意を呼びかけている。


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