中国と韓国産のアサリを国内産と偽り販売したとして広島市は安佐南区の業者に行政指導をしました。
広島市によりますと安佐南区の東亜交易は、少なくとも去年4月から去年12月までの間に中国産と韓国産のアサリ約1355tを熊本産と表示して販売していました。
市は食品表示法に違反するとして20日付で業者に対し適切な表示とするなど法律に基づく行政指導を行いました。東亜交易は9月末で事業をとりやめ現在は清算手続き中です。
農林水産省は2月に熊本産として販売されるアサリの大半に外国産が混入している可能性が高いと発表していました。
県によりますと2月以降に県内での行政指導は初めてということです。