あす22日から週末にかけて警報級の大雪おそれ 気象台など警戒呼びかけ 広島

あす22日から週末にかけて中国地方は大雪となる見込みです。広島県北部を中心に今週のはじめより長い期間、多くの雪が降ると予想されています。気象台などは臨時の記者会見を開いて、警戒するよう呼びかけています。

午後3時、広島地方気象台で臨時の会見が開かれました。あす22日から週末にかけて予想される「クリスマス寒波」に伴う大雪への警戒を呼びかける会見です。

広島地方気象台 前川和弘 気象防災情報調整官
「ポイントの1つは期間が長いということです。断続的に降りますので積雪は多くなる。山陽の南部の方でも積雪があるところがあるということで、特に北部に近い地域で、広島市でいえば安佐北区とか佐伯区とか廿日市市とか。前回、18日に雪が降りましたけど、それ並みか、それより多いといった形になってくる」

今週のはじめよりもさらに強い寒気が入るため、降る雪の量は多くなるとみられています。

一方、国道などの道路を管理する担当者は、「車の立ち往生」にあらためて注意を呼びかけました。

記録的な大雪となった新潟では、広い範囲で大規模な車両の立ち往生が起こりましたが、中国地方でも過去に同じような大規模な立ち往生が起きています。今週はじめの雪でも広島県をはじめ中国地方の各地で立ち往生が起こりました。

中国地方整備局 山田明 道路情報管理官
「積雪。凍結路面ですべり止めの措置をとらない運転は法令違反となります。実際に整備局で先日、記者発表しておりますが、11件の立ち往生が発生しております。そのうち9件がノーマルタイヤだった。大雪に伴う影響が予想されることから不要不急の外出は控えていただくようお願いしたい」

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