G7広島サミットを前に 旅客船事故を想定した救助訓練 広島 

G7広島サミットを前に5つの機関が連携し旅客船事故を想定した救助訓練を行いました。

「お腹の前でしっかり縛ってください」救命胴衣の装着をよびかける乗務員。訓練は20人が乗った旅客船が漂流物と衝突したという想定で行われました。

浸水が始まる中、パニックになり海に飛び込んでしまった乗客を救助していきます。

船内には顔から血を流した男性やけがをした子ども連れのお母さんなど負傷者が残されています。

けがの程度に応じて優先順位を見極めながらそれぞれ担架に乗せるなどして救助していきました。

今回の訓練は広島海上保安部や消防海運会社などから約70人が参加して行われました。

広島海上保安部 桐谷健士警備救難課長「来年は広島サミットも予定されていますので、連携をする力、連携に対するハードルを下げることが非常に重要だと思う」

広島海上保安部はG7広島サミットに向けて今後も関係機関と訓練を行い連携を深めたいとしています。

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