フェラーリF1、新体制で臨む2023年シーズンのマシンを2月14日に発表へ

 スクーデリア・フェラーリは、2023年シーズンを戦うマシンを2023年2月14日に公開すると発表した。

 2022年のフェラーリはシャルル・ルクレールとカルロス・サインツを擁し、シーズン開幕戦ではルクレールが優勝を飾り幸先のいいスタートを切った。サインツもイギリスGPで初のポールポジションを獲得し、レースではキャリア初優勝を決めた。

 ところがフェラーリは、シーズンが進むにつれて信頼性の問題や戦略のミスが増え始めた。タイトルを争っていたルクレールは、最終的にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に大きな差をつけられてタイトルを逃したものの、3位のセルジオ・ペレス(レッドブル)に僅差で選手権2位を獲得。チームもコンストラクターズ選手権を2位で終えている。

 シーズン終了後の11月には、チーム代表のマッティア・ビノットが辞任を表明し、28年間所属してきたフェラーリを去ることになった。そしてこれまでアルファロメオのチーム代表を務めていたフレデリック・バスールが新たに代表に就任することが発表されており、フェラーリは新体制で2023年シーズンに臨むことになる。

 フェラーリは2023年のマシンを2月14日に発表することをSNSで明らかにしたが、マシンの名前は明かされなかった。なお全10チームのなかでは、アストンマーティンが2023年型マシン『AMR23』を2月13日に発表することが決まっているが、それ以外の8チームについてはまだ発表されていない。

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