元職、現職、新人の3人による宮崎県知事選は25日に投開票される。2010年以降、40%台前半、前回18年は過去最低の33.90%と低調な投票率を上げようと、選管が地元出身芸人を起用するなどして啓発に力を注いでいるほか、商業施設が期日前投票者に”特典”を設けたり、ユニークな取り組みで”選挙談議”を促したり、官民であの手この手が打ち出されている。
県選管は、お笑いコンビ「蛙亭」メンバーで小林市出身のイワクラさんを起用した等身大パネルを24枚作成し、12市町の商業施設やJRの駅などに設置。「宮崎愛を1票に!」と大きく記し、担当者は「幅広い世代で知名度が高いイワクラさんの力を借り、投票率アップにつなげたい」。
宮崎県知事選 投票率向上に知恵絞る 官民挙げ啓発全力
- Published
- 2022/12/23 09:58 (JST)
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