影響は週明けまで 長丁場の大雪・暴風雪に厳重警戒

日本列島には強烈な寒気が流れ込み、日本海側だけでなく、九州南部や四国など太平洋側でも積雪している所があります。
高知では午前11時現在の積雪が11センチで観測史上最大。徳島でも10センチの雪が積もっている状況です。
この後も日本海側では広く大雪や暴風雪、高波に厳重な警戒が必要で、西日本の太平洋側でも積雪が増える所がありそうです。
気象庁から発表された情報を見ると、沖縄以外のすべての地域に対して予想降雪量が書かれています。これは、今回の寒気や雪の影響が広範囲に及ぶということを示しています。
特に雪の量が多くなりそうなのが北陸ですが、大規模な交通障害が発生してもおかしくない状況です。しかも、この状況が来週月曜日ごろまで続く見通しで、長丁場の大雪になることが予想されます。
今週末はクリスマスで外出を予定されている方も多いかもしれませんが、何より身の安全を第一に行動なさってください。

気象予報士・多胡 安那

画像について:23日の天気予報。

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