聖夜を翌日に控えた23日、栃木県内の洋菓子店はクリスマスケーキ作りに追われた。
那須塩原市緑1丁目の「パティスリー・キンセイドウ」の作業は同日がピークで、従業員ら約20人で対応。ふんわりと塗った生クリームの上に、イチゴやクリスマス装飾を施し、華やかなケーキに仕上げていた。
同店はクリスマス用に生クリームやモンブランなど7種類のホールケーキを販売。今年は6年ぶりに24、25日が土、日曜日と重なることから、ピークとなるクリスマスイブの24日は予約件数が昨年の1.5倍ほどに増えたという。
シェフパティシエの菊池美由紀(きくちみゆき)さん(46)は「25日までに約3千台を作る予定。いつもの味を届けられるように一生懸命作っています」と話した。