クリスマス寒波 交通への影響続く 今後も積雪や凍結に注意

県内には、この冬一番の強い寒波が流れ込み、この後も北部を中心に雪が断続的に降る見込みです。

(RCCウェザーセンター 乙藤亮平気象予報士)

「23日と比べて、風は収まっていますが、大小さまざまな雪の粒がしんしんと降り続いています。これまで積もった雪で、わだちは圧雪されて、固くなっています」県内では、23日夜から24日朝にかけても断続的に雪が強まり、北部の山沿いでは20センチ近く積もったところもありました。北部の積雪は50センチから90センチ程度となっています。大雪のピークは過ぎましたが、この後も北部の山沿いを中心に、雪がやや強まる時間帯もありそうです。強い冬型の気圧配置は26日、月曜日ごろまで続く見込みです。 雪の影響で、JRは芸備線の東城から志和口の間、福塩線の府中から三次の間で、終日運転を取りやめています。運転再開の時期は、未定だとしています。高速道路も山陽道が、午後4時まで広島インターチェンジと岩国インターチェンジの間で通行止めとなり、西広島バイパスで激しい渋滞が発生しました。高速道路は現在も通行止めの区間があり、最新の情報を確認してください。

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