全国高校駅伝2022、女子鯖江の戦略とメンバー 福井県代表、県勢初の10位以内狙う

福井県勢男女通じて初の10位以内を目指す女子鯖江のメンバー=福井県鯖江市の鯖江高校

 全国高校駅伝競走大会は12月25日、京都府京都市のたけびしスタジアム京都を発着点とする男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロのコースで開かれる。女子福井県代表は鯖江が4年連続の都大路に挑む。⇒【結果はこちら】女子鯖江の順位、記録まとめ

 3000メートル9分台の選手が登録メンバー8人中6人を占め、総合力は高い。目指すは福井県勢男女通じて過去最高となる10位以内だ。

 最長6キロとなる「花の1区」はエース山口晏音衣が担う。今季3000メートルで県新の9分12秒40、5000メートルで県高校新の15分48秒35をマークしており、トップ集団でたすきを渡したい。2区(4.0975キロ)は持久力に優れ、安定して力を出せる酒井心希の起用が有力。総距離の半分近くを占める1、2区で勝負を仕掛ける「攻撃型のオーダー」(佐藤拓監督)だ。酒井主将は「決して簡単ではない目標。みんなで力を出し切りたい」と決意を述べた。

⇒男子福井県代表・敦賀気比の戦略とメンバー

▽監督 佐藤拓

▽選手 山口晏音衣 3 足羽一 9分12秒40 酒井心希  3 東陽  9分38秒75 西崎光稀  3 中央  9分58秒18 木村茉央  2 武生一 9分36秒73 堀結葉   2 鯖江  9分57秒37 清水凜   2 東陽  9分58秒19 中森優花  2 陽明  10分14秒0 宮川陽   1 武生二 10分1秒93

※左から氏名、学年、出身中学、3000メートルの自己ベスト。主将は酒井心希。

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