人気声優・宮野真守 3年ぶりアリーナツアー完走 クリスマスに「最高の夜にしよう!」

「DEATH NOTE」夜神月役、「ちはやふる」真島太一役、令和版「うる星やつら」面堂終太郎役などで知られる人気声優、歌手の宮野真守が25日、前日に続き愛知・日本ガイシホール公演に出演し、約3年振りのアリーナライブツアーを完走した。

クリスマスに結実した、ファンとの多幸感に包まれたステージ。11月2日に発表されたニューアルバム「THE ENTERTAINMENT」の新曲を中心に、宮野はアンコール3曲を含む全18曲を熱唱した。

自身の〝エンターテイメント〟を表現した。暗転した会場に今ツアーを模したエンブレムを掲げた豪華客船が映し出され、汽笛の音とともに宮野のシルエットが浮上。ビビッドな色合いが映えるスーツを身にまとった主役がステージに現れると、ニューアルバムのリード曲「THE ENTERTAINMENT」を1曲目にライブがスタートした。

「ツアーファイナル!盛り上がっていこう名古屋!みんなで最高の夜にしましょう。よろしくお願いします!」

会場に集まったファンへ向けて挨拶し、人気曲「オルフェ」などを次々にパフォーマンスしていった。同ツアーは11月22、23日の兵庫・ワールド記念ホール公演、12月3、4日の埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演を経て、名古屋で2公演を実施した。この日は会場限定曲である「Xmas to you」、日替わり曲「そっと溶けてゆくように」などを次々に歌唱。本編ラストを飾る「TEAM」ではファンやスタッフへの感謝を口にし、ライブツアーにかける思いを語った。

アンコールでは初解禁となる来年4月にリリースとなるニューシングルの話題も飛び出した。これを受け、23枚目のシングル「Quiet explosion」が来年4月26日に発売されることが発表された。タイトル曲「Quiet explosion」はテレビアニメ「THE MARGINAL SERVICE」OP、カップリング曲「Invincible Love」は同「虚構推理 Season2」のEDを飾る。また、今ツアーはCS放送・TBSチャンネル1で来年2月23日に放送されることが決定。そして、恒例の「宮野真守 アニバーサリーライブ ~REQUESTⅢ~」の来年6月3日の開催が決定した。1日2回公演で会場は東京ガーデンシアター。それぞれ詳細は公式HP等まで。

ダンスを披露する宮野真守=日本ガイシホール

(よろず~ニュース編集部)

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