先週の大雪で広島市 佐伯区の牧場では、新たな事業として始めたばかりのビニールハウスが倒壊しました。
広島市 佐伯区 湯来町にあるサゴタニ牧場です。24日朝、関係者がビニールハウスの倒壊に気づき、二次災害を警戒して、市道を通行止めにするなど対処に追われています。
酪農で厳しい状況が続く中、新たな事業としてイチゴ農園の運営をこの夏から進めてきました。地元の中学生も参加して、ゼロからのスタートに地域の活性化も期待されていました。
縦24メートル・横80メートルのビニールハウスは、年明け2月に予定されていたイチゴの収穫を前に全て撤去されることになりました。解体方法などは未定ということです。
サゴタニ牧場 久保宏輔 副社長
「ウン千万ですよね。数千万円単位での損害はやっぱり出ていますね。ここであきらめるということではないので、何ができるのかを具体的に考えて行動していきながら道を探っていこうと思ってます」
