先週末、広島県内で降った大雪では、県の北部を中心にビニールハウスの倒壊など農業施設への被害が相次いでいます。
広島市 佐伯区 湯来町のサゴタニ牧場です。24日朝、ビニールハウスの倒壊が確認されました。中で育てていたのはイチゴ…。
酪農で厳しい状況が続く中で新たな事業として乗り出し、年明けの2月に初めての収穫を控えていました。
サゴタニ牧場 久保宏輔 副社長
「10数年ぶりじゃないですかね。これだけ降ったのは…。ウン千万円ですよね。数千万円単位での損害はやっぱり出ていますね」
22日から24日にかけて大雪となった県内…。特に北部や南部内陸では、平地でも多い所で50センチ前後のまとまった積雪となりました。
さらに24日は上空の寒気が緩み、昼間に雨が降ったあとに夜間、再び凍結したことで雪が何倍にも重くなり、ビニールハウスの倒壊など農業施設への被害がさらに広がったとみられています。
県の農林水産局では現在、被害をまとめていますが、県北部を中心に被害の報告が相次いでいるということです。
