桃まんじゅうのレシピ、お祝い事にぴったりなおいしい縁起物
かわいいフォルムの桃まんじゅう
今回ご紹介するのは、中に甘いあんが入った桃の形のあんまんのようなお菓子、桃まんじゅうのレシピ。 中華料理のお店で見かけたことがあるかもしれませんね。 失敗しがちな発酵の見極めと、蒸し上がりの注意点などについても詳しくお教えします。
桃まんじゅう(桃饅頭)とは
桃まんじゅうとは、小麦粉と水をこね、酵母を加えて発酵させた生地にあんを包んで桃の形に成形して蒸したもの。中華料理の包子(パオズ)の一種です。
中国では、邪気を祓い、不老不死を与える縁起の良い果物として親しまれている桃。 誕生日などのお祝いの際に、桃の形をしたおまんじゅうを食べるんだそうですよ。 「寿包」「寿桃」とも呼ばれています。
桃まんじゅうのレシピ(6個分)
ホカホカの桃まんじゅうは、優しい幸せなお味。蒸したてを召し上がれ♪
材料
- 水…78g
下準備
- ベーキングシートを5cm×5cmの大きさに、6枚カットしておく。
作り方
1. 35℃のぬるま湯にイーストを入れる。
「桃まんじゅう」の詳しいレシピページはこちら。
https://recipe.cotta.jp/recipe.php
レシピのポイント
おいしい桃まんじゅうを作るポイントは、発酵の見極め! 発酵不足は、生地を指で押すと弾力があり、すぐに戻る状態。膨らまず、かたい仕上がりになってしまいます。 発酵過多は、生地を指で押すと凹んだまま跡が残る状態。膨らんですぐにしぼみ、凹凸のあるシワシワな仕上がりに。 ちょうど良い生地は厚みが2倍に膨らみ、指で軽く押したときに指の跡がゆっくり戻る状態。 仕上がりはツヤとハリがあり、指で押してもすぐに戻る弾力があります。
蒸し上げるときはここに注意!
蒸し上がった後に急な温度差があると、表面の皮がシワシワになってしまうので注意が必要。 火を止めた後はフタをすぐに開けず、緩やかに温度を下げるのがポイントです。 フタを開けるときは、ゆっくり静かに。 ハリのあるツヤツヤな表面に仕上げることができます。
今回のレシピでは、「蒸す[8分]→火を止める[3分]→フタを少し開ける[2分]→フタをゆっくり取り去る」という流れにしています。
桃まんじゅうでお祝いの席に華を添えよう
なんともいえないコロンとしたフォルムがかわいい上に、縁起の良い桃まんじゅう。 お正月や誕生日、桃の節句などのお祝いの席に華を添えてくれる一品になること間違いなしです。 手に入りやすい材料で作れるので、ぜひ試してみてください!