愛鳥週間ポスターコンクール、山岸さん(読谷小5年)が環境大臣賞 リュウキュウメジロを立体的に表現

 2023年度愛鳥週間用ポスター原画コンクール(主催・日本鳥類保護連盟)の審査がこのほど行われ、読谷村立読谷小5年の山岸芽依さんが優秀賞に当たる「環境大臣賞」に輝いた。那覇市泉崎の県庁で23日、伝達式が行われ、県環境部の金城賢(まさる)部長から表彰状が手渡された。

 山岸さんは「身近にたくさんいる鳥を大切にしてほしい」という願いを込め、家の近くでよく見かけるリュウキュウメジロを描いた。羽毛の質感を再現しようと和紙、新聞紙などを貼り付けて立体的に仕上げ、「Bird Week」の文字のデザイン(意匠)も工夫した。コンクールへの応募自体が初めてで、制作に1週間かけた「百点満点の出来」という力作での快挙にうれしそうに笑った。

 コンクールには、全国の小中高の児童生徒から計3万5677点の応募があった。

 (安里周悟)

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