N党・立花孝志党首、任意聴取要請のガーシー参院議員は「これで帰ってこない」と明言 告訴した著名人の素性調べも

NHK党の立花孝志党首(55)は27日、よろず~ニュースの取材に応じ、警視庁が脅迫や名誉毀損(きそん)の疑いがあるとして、同党のガーシー参院議員(51)に任意での事情聴取を要請したことについて「これでもうガーシー本人は日本に帰ってこないでしょうから。いい意味であきらめがつくのでは。想定通りで、前々から(警察は)脅迫や名誉毀損で任意聴取や、逮捕みたいなことをしてくるから『帰ってこないほうがいい』と強くすすめてきた」と話した。

一連の動きを把握していたといい、警視庁は24日にガーシー氏の弁護士に任意聴取への協力を要請したという。この日の一部報道を受け「動きがあったので、(報道が)出てこないほうが気持ち悪かった」と話す。ドバイに滞在し、国会に一度も登院していないガーシー氏は参院議院運営委員会に文書で、1月召集の通常国会に出席する意思を示しているが「帰る気持ちは最初からなかった。国会議員だから『日本に帰る』と言わないといけないと思っていたんじゃないか。ガーシーがどうなるか、先が読めていた。帰国すれば身の危険があると当選した時から言ってきた」と説明した。

立花氏は、参院選で投票した支持者からも〝おとなしすぎる〟ガーシー氏に不満がたまっていたとして「世論はガーシーが悪いと思っているが、もっと悪いヤツもいて、悪が悪をあばいている。それをうたって当選した。この一件で日本に帰れないなら、最後の精査は我々がやるので70~80%の精度の情報でも出して欲しいし、女優のハメ撮り動画とかも出してほしい。それくらいやらないと、理解してもらえない」とタガが外れることを期待した。

インスタライブでの過激暴露はBAN(アカウント停止)される可能性があるとして、暴露拠点のオンラインサロン「GASYLE(ガシる)」での情報をもとに伝えていく〝第2のガーシー〟となるユーチューバーの出現を望む。「告訴状を出した人もずるい。民事でやれば名前や内容が表に出るから、民事提訴はされていない。こちらも情報を知りたいので、民事で債務損害の確認などをしていきたい」とし、警察に告訴状を提出した著名人や名誉毀損の内容を独自で明かしていくとした。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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