広島高速5号線の二葉山トンネル工事で、住民との合意を超える地盤の隆起があったことなどを受け、市民団体が工事方法の見直しを求めました。
市民団体は、22日に住民と定めた数値を超える2.5mmの地盤隆起が確認されたことや、岩盤が崩落し、掘削機のカッターが損傷した場所などについて、調査を行ったうえ工事方法を根本的に見直すよう求めました。
トンネル工事は一旦停止されていて、今後、隆起が確認された周囲の家屋への被害など調査が進められます。
二葉山トンネルを考える市民の会 越智秀二代表
「原因を究明して、きちんと公表して、安心・安全な対策を立てていく、それがすべて。」
広島高速道路公社は「しっかり検証したうえで対策を行っていく」としています。