伊原木知事 年末訓示で労ねぎらう コロナ対応「いま一度緊張感を」

 岡山県の伊原木隆太知事は27日、庁内放送で年末の訓示を行い、職員の労をねぎらった。仕事納めは28日だが、新型コロナウイルス感染対策で職員の休暇や帰省を分散させるため1日早めた。仕事始めは1月4日。

 伊原木知事は長期化するコロナ禍について「感染防止対策と社会経済活動の両立を図りながら施策を推進した」と振り返り、「県民の命と暮らしを守るため、いま一度緊張感を持って対応を」と呼びかけた。10月以降に相次いだ鳥インフルエンザに関しては、24時間態勢で対応に当たった職員への感謝を述べた。

 サッカーJ2・ファジアーノ岡山のプレーオフ進出、全国高校駅伝を制した倉敷高の快挙に触れながら「熱戦と挑戦があった1年だった」と語った。

 伊原木知事の年末訓示は2020年末から仕事納めの日より早く行っている。

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