「おかやまマラソン」を疑似体験 「10分の1」に220人参加

有森さん(右)の声援を受けて走る参加者=シティライトスタジアム

 第41回山陽女子ロードレース大会の関連イベント「10分の1おかやまマラソン」が18日、3年ぶりに岡山市北区いずみ町の県総合グラウンドで開かれた。家族連れら約220人が、同市出身の五輪連続メダリスト有森裕子さんと触れ合いながら、11月のおかやまマラソンを疑似体験した。

 2歳から81歳までの参加者は有森さんとスポーツジャーナリスト増田明美さんの指導で準備運動を行い、シティライトスタジアムを発着点に4.2195キロの特設コースを走った。コース途中にはおかやまマラソンの雰囲気を体感できるように岡山城や後楽園の写真、給水所が設置され、有森さんが「ナイスファイト」などと声をかけて励ました。

 家族4人で参加した公務員(37)=岡山市中区=は「先にゴールした長男、並んで走った次男の成長を実感できた。いつの日か一緒におかやまマラソンも走りたい」と話した。

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