富山県の事件、頭よぎり 1人で歩くパジャマ姿の女児保護 足利署が男性に感謝状

感謝状を贈られた渡辺さん(右)

 足利署は22日、迷子の女児を保護したとして、群馬県邑楽町、会社員渡辺格(わたなべいたる)さん(33)に感謝状を贈った。

 渡辺さんは17日朝、車で通勤途中に栃木県足利市内の歩道を1人で歩くパジャマ姿の女児(3)を発見。気になって引き返し女児に声をかけて保護、同署へ通報した。

 渡辺さんは「今夏、男児が行方不明になった(富山県の)ケースが頭をよぎった。保護に協力できてうれしい」と話した。柿沼好裕(かきぬまよしひろ)署長は「異変に気付き、保護したことはすばらしい」とねぎらった。

 

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