アリ・レノックス、ツアー引退を発表 1年前、人種差別への反応で逮捕

シンガーソングライターのアリ・レノックス(31)が、23年の「エイジ/セックス/ロケーション」ツアーを最後にツアーから引退することを発表した。北米を回る同ツアーは来年1月26日、ラスベガスのハウス・オブ・ブルースを皮切りに3月29日のワシントンD.C.で幕を閉じる予定だ。

今年9月にJ.コールのレーベル、ドリームヴィル・レコーズからアルバム『エイジ/セックス/ロケーション』をリリースしたアリはこうツイートしている。「『エイジ/セックス/ロケーション』が私の最後のツアーになる。真摯なファンのみんなを本当に愛している。公演で自分の全てを見せるのが楽しみ!ヨーロッパの皆、愛している。残念だけど、私の制御不能なところでツアーができないことになったの。皆素晴らしいホリデーを。ベガスで会いましょう!」

アリは1年前に、KLMオランダ航空のスタッフから受けたとされる人種差別への反応を理由に社会秩序違反で逮捕されていた。当時こう話していた。「ある女性が私に人種差別的プロファイリングをしてきてそれに反応したらアムステルダムで逮捕されちゃった。アムステルダムのセキュリティって最悪。黒人を嫌悪している」

KLMのスポークスパーソンは当時こう話していた。「口論がありました。彼女(アリ)の身元確認に関してです。その女性は正しい文書を見せませんでした。社員の1人から止められた時、彼女は間違った結論を下したのです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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