遮断していない踏切を列車が通過 JR山陽本線 広島

あわや大事故になるところでした。27日夜、JR山陽本線で遮断されていない踏切を列車が通過しました。

27日午後10時50分ごろJR山陽本線の西広島と新井口駅間にある庚午踏切で遮断機が上がっている状態で列車が通過しました。

運転手は踏切の100m手前で自転車の姿に気づき汽笛を鳴らしましたが、通過が確認できたため運転を続けたということです。

JR西日本によりますと約1.5km離れた別の踏切で工事を行っていたため周辺の踏切では遮断機を停止していました。

列車が通行する場合には監視員がロープで遮断することになっていましたが、踏切を停止したことが伝わってなく遮断されていませんでした。

JR西日本は「不安を与える事象を発生させたことにおわび申し上げます」とし再発防止に努めるとコメントしています。

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