“新ユニホームで堂々行進” 国見1回戦へ 全国高校サッカー選手権、熱戦開幕

新調したユニホームで入場行進する国見の選手たち=国立競技場

 戦後最多タイの優勝6度を誇る国見が聖地・国立競技場に戻ってきた。選手たちは、今大会に向けて新調した青と黄色の縦じまユニホームを着用して入場行進。伝統校の名前がアナウンスされると、手を振ってスタンドの拍手に応えた。
 昨夏の東京五輪に向けて生まれ変わった国立競技場と同じく、チームも「新生・国見」を掲げて挑戦する。ロングボールで一気に攻め上がるかつてのスタイルを改め、OBの木藤健太監督の下で丁寧にパスをつなぐポゼッションサッカーを志向。昨年2月の九州高校U-17大会優勝など実績を積み、12大会ぶりに全国返り咲きを果たした。
 29日の1回戦から登場する。開会式を終え、上田陽南太主将は「夢の舞台に立ててうれしい。準決勝に行けばまた戻ってこられる。国立で勝って喜べれば最高だと思うので頑張りたい」と決意を新たにしていた。


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