横浜・中区沖で遊漁船がブイに接触 船体に穴、3人軽傷 船長「ブイを見落とした」

第3管区海上保安本部

 29日午前5時半ごろ、横浜市中区の沖合にある横浜港・新本牧ふ頭建設工事区域で、管理する事務所から「工事区域を示すブイに船が接触し、けが人がいるようだ」と横浜海上保安部に通報があった。遊漁船(1.5トン)の男性船長(49)と、ともに秦野市内に住む38歳の男性客2人の計3人が顔や腰、足などに軽傷を負った。

 同保安部によると、遊漁船は鉄製のブイに右前方をぶつけ、船体に穴が開いた。自力で航行し、同市神奈川区の港まで戻った。船長は「ブイを見落とした」と説明しているという。

 接触の衝撃で、3人は船内の構造物に体をぶつけたとみられ、病院に向かったという。

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