小山に「きそば」が帰ってくる 閉店から1年…駅東の屋台村に

かけそばを提供する大橋さん

 今年1月に閉店した栃木県小山市のJR小山駅構内の立ち食いそば店「小山駅きそば」が来年1月4日、運営していた中沢製麺(栃木市平柳町1丁目)の公認で駅東通り2丁目の小山東屋台村内に「小山に帰ってきたきそば」として復活する。29日にはプレオープンとして営業した。

 同店は、城東1丁目のバー「COZY BARぼ~ず」を営む大橋一善(おおはしかずよし)さん(37)がオーナーを務める。店内はカウンターで約10席。かけそば・うどん(いずれも350円)や天ぷらそば・うどん(いずれも500円)のメニューで提供する。

 大橋さんは小山駅きそばの閉店後、営むバーで中沢製麺のきそばの提供を始めた。客から店の復活を望む声が多かったため「きそばに思い入れの強い方が多いと実感した。自分自身も子どもの頃から食べていたので復活させたいと思った」と話す。

 29日は約150食分を用意した。大橋さんは「小山市民に広く食べられるお店にしたい」と意気込む。30日もプレオープンとして営業する。

 午前11時~午後3時。いずれは夜間の営業も考えているという。

小山に帰ってきたきそばを営む大橋さん(右)ら

© 株式会社下野新聞社