大宮市場きょうまで大売り出し、一般客にぎわう 市長も視察、安くて良い物ぜひ 価格が上がった商品は

市場関係者の話を聞きながら場内を視察する清水勇人市長=28日午前、さいたま市北区吉野町の大宮市場

 埼玉県さいたま市の清水勇人市長、三神尊志市議会副議長が28日、年末恒例の大売り出しが行われている同市北区吉野町の「大宮市場」を訪れ、魚市場や青果市場などが軒を連ねる場内を視察した。一般開放の来場客でにぎわう場内で、清水市長らは海産物や青果物、乾物店など各店舗を回りながら、市場関係者から説明を受けた。

 青果物を扱う店舗では、清水市長が「どんな品物の価格が上がっているか」などと市場担当者に質問し、担当者は「特にこの冬の寒波の影響でキュウリや葉物野菜、シイタケなどの価格が上がっている」などと説明していた。

 視察を終えた清水市長は「今年は海産物や野菜などの値段が少し高くなっていると聞いた」と価格の高騰について触れた上で、「場内はたくさんの人でにぎわっていた。この機会に市場に来て、安くて良い物を購入してもらいたい」と話していた。

 大宮市場の年末大売り出しは30日まで行われる。

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