福井商工会議所がまとめた福井県内中小企業の2022年冬季賞与の調査結果によると、平均支給額は前年比2万1753円増の41万8505円となった。19年と比較すると2万9931円の増加となり、新型コロナウイルス前の水準を超えた。
「支給あり」とした企業は昨年比1.8ポイント減の81.1％。減少分の1.8％は「検討中」とした。「支給なし」は17.1％だった。
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業種別では、建設業が前年比1万2295円増の47万752円で最も多く、金融業や情報通信業なども含む商業・サービス業等が3万1726円増の40万4727円、製造業は1万7229円増の40万4420円だった。
規模別では小規模事業者が前年比1万4650円増の35万6070円。小規模以外は2万4503円増の43万9850円だった。
調査は今年12月5～12日に会員企業千社に調査票を送付し、217社から回答を得た。このうち、商業・サービス業で従業員5人以下、製造業で20人以下などの小規模企業は61社。
