J1横浜Mと横須賀市、久里浜の新練習場を地域振興の起爆剤に 名称は「F・マリノススポーツパーク」

横浜F・マリノスの練習場となる「F・マリノススポーツパーク」(横須賀市提供)

 サッカーJ1の横浜F・マリノスと横須賀市はこのほど、同市久里浜に2023年1月に一部オープンする練習場の名称について「F・マリノススポーツパーク~トリコロールベースクリハマ」に決めた。選手が練習するチームの拠点としてだけではなく、多くの人が集まる地域活性化の起爆剤としての役割も期待されている。

 F・マリノススポーツパークは、天然芝サッカーグラウンド2面と人工芝フットサルコート、約500席の観客席、クラブハウスなどを備える。一部が整備中で、本格的なオープンは同年5月ごろを予定している。施設の一部は今後、一般にも開放される。

 横須賀市役所で行われた記者会見で横浜F・マリノスの運営会社「横浜マリノス」の中山昭宏社長は「公園のように開かれた施設にすることで、市民が集い、スポーツによる地域振興の中心になりたい」と期待を込めた。上地克明市長は「ホームタウンとして、強くサポートしていきたい」と話した。

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