後半修正4トライ 長崎北陽台、日本航空石川に19点差逆転

【2回戦、長崎北陽台-日本航空石川】後半27分、ゴールラインに迫る長崎北陽台のフランカー亀井=花園ラグビー場

 第102回全国高校ラグビー大会第3日は30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で2回戦16試合が行われ、長崎県代表でBシードの長崎北陽台は日本航空石川に28-19で逆転勝ちして、3大会連続で3回戦に進んだ。
 長崎北陽台は風下の前半に3トライ(2ゴール)を奪われ、0-19で折り返したが、後半に地力を発揮。3分にプロップ橋本がラックサイドを突いてトライ(ゴール)を決めると、その後もテンポの速い攻撃から8分にフランカー亀井、16分にナンバー8久保、28分にCTB中島が次々にインゴールに飛び込んだ。中島はゴールキックをすべて成功させた。
 九州勢はAシードの東福岡が開志国際(新潟)を61-7、Bシードの佐賀工も岐阜工を43-10で退けて3回戦進出。大分東明はBシードの東海大大阪仰星(大阪第3)に7-42で敗れた。シード校で唯一、Bシードの常翔学園(大阪第1)が尾道(広島)に30-31で敗れた。
 第4日は元日、同ラグビー場で3回戦8試合を実施。長崎北陽台は第1グラウンドの第2試合(11時55分)で尾道と対戦する。


© 株式会社長崎新聞社