来夏フリーとなる注目の5名

年が明ければ気になるのが、クラブとの契約が6ヶ月を切った選手たちだ。

日本人では、鎌田が今季限りでフランクフルトとの契約が満了する選手となっている。そこで今回は今後去就に注目したい、来夏フリーになる選手たちを見ていきたい。

マルコ・アセンシオ

カタールW杯では、スペイン代表として日本代表とも戦ったアセンシオ。

マジョルカでプレーしていた若手時代から高い評価を受けてきたレフティだが、長らく在籍しているレアルではこれまで途中出場が多く、絶対的な地位を築くまでには至っていない。

それでも昨季はラ・リーガで10ゴールを奪う活躍を見せていた。迎えた今季はここまでなかなか先発の機会がなく、契約満了が来夏に迫っていることもあって、その去就は不透明なものとなっている。

ユーリ・ティーレマンス

レスターでプレーするベルギー代表、ティーレマンス。モナコから加入して以来主力として活躍を続けており、FAカップ優勝などクラブの近年の功績に欠かせない選手となっている。

これまでもビッグクラブへの移籍の噂が絶えなかった選手だが、レスターとの契約は来年の夏までとなっており、最近はますますその去就に関心が集まっている。

現在プレミアで首位を走るアーセナルが以前から追い続けているターゲットとされているが、果たして。

マルクス・テュラム

リリアン・テュラムを父に持つマルクス・テュラム。現在は板倉滉と同じくボルシアMGでプレーしている。

今季はここまでブンデスリーガ10ゴールと好調であり、カタールW杯のフランス代表メンバーにも選出。

1年以上ぶりとなる代表チームでのプレーだったものの本大会ではしっかりと結果を残し、チームは決勝まで進んだ。

大舞台での活躍もあって評価は高まるばかりだが、クラブとの契約は来夏まで。近いうちにステップアップする可能性は高いと言えるだろう。

ミラン・シュクリニアル

インテルのセンターバック、シュクリニアル。スロバキア代表の選手である。

2017年にサンプドリアから加入すると、初年度からセリエA全試合に出場、すぐに不動の主力に定着した。

近年ではセリエA、コッパ・イタリア優勝に大きく貢献しており、リーグを代表する選手となった。ただインテルとは今季限りで契約が切れることもあって、以前から他クラブへの移籍が噂されている。

結果的に実現はしなかったものの、PSGは今夏獲得へ動くなど、既に本腰を入れている様子だ。

ユスファ・ムココ

今後のマーケットで最も話題に上がるであろう選手が、ドルトムントのムココだ。18歳になってすぐ迎えた先日のカタールW杯では、わずかな時間だったが日本戦のピッチにも立った。

16歳でブンデスリーガ初ゴールをマークするなど以前から大きな注目を集めていたが、今季はここまでブンデスで6ゴールをマークしており、本格的なブレイクの兆しを見せている。

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ただクラブとの契約は来夏に満了する見通しであり、注目の若手タレントを巡って激しい争奪戦が予想される。

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